犯人は私。

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先日、長男が言った。
会社で自分の道具が無くなった。
誰かに盗られた。
決定的な証拠は無いけど
ほぼ100% あの人だと。

そんな話をしてきた。

詳しく聞くと、
「まぁ、、きっとその人だね……」と
思わずにはいられない感じ。

その話で思い出した。

私がまだ10代後半の時。
古い友人のトミさんが一人暮らしをはじめた。
「いつでも遊びにきて」ということで
私は合鍵を貰っていた。
だから 定期的にその鍵を使って遊びに行ってた。

ある日の午前中。
いつものように合鍵を使って家に入った。
トミさんはまだ寝ていた。
漫画を読みながらしばらく待ったけど、
全然起きそうにないから
置き手紙を置いて帰った。

その日の夕方。
トミさんから電話がきた。

「ごめん、全く疑ってるわけじゃないけど、
状況的に確認って事で、
今から警察に代わるね」って。

「え??」

「突然すみません。〇〇警察の〇〇です。本日トミさん宅で現金8万円の盗難被害がありまして……」
みたいな話。

家主が寝ているところを
合鍵を使って中に入り
数時間の滞在後
無言で帰宅。
置き手紙あり。

これさ。
私犯人じゃない??

実際は確か、
ベランダの窓が開いてて
そこから同じアパートの人が侵入してた。
とかそんな感じだった。

そういうことがあるから
「どうみても、あいつが犯人」って思える状況でも
本当に違う場合があるってこと。

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